2013/12/02

FULLCOUNT LOT.0501 "WILD COTTON K&F MODEL" vol.05 〰release〰



   前回の更新から 随分と間が空いちゃいましたが久しぶりに更新したいと思います。
  Lot.0501 WILD COTTON K&F Model ついにリリースされました。
  なんとか予約完売! 嬉しい限りです。一時はどうなる事かと思いましたが
  無事リリースまでこぎつける事が出来て 感無量です。

2013/09/26

FULLCOUNT LOT.0501 "WILD COTTON K&F MODEL" vol.04 〰Detail & Changed part〰

   この限定ジーンズ制作するにあたってのいきさつから出来上がってきたジーンズのサンプルの写真、ディテール紹介   等を3回にわたって紹介させて頂きkましたが、前回、とりあげなかったところをまず紹介したいと思います。

  
   定番のモデルの耳の太さは片方7mm 両方で14mmの太さです。ここは好み 細く感じる人もいれば丁度いいと
    感じる人もいると思います。個人的には少し細いかな〰と感じていました。もうちょっと太くてもいいかな〰と


  そして 0501 のサンプルです。こっちの耳は片方10mm 両方合わせると 20mm 
   上の写真と見比べると違いがわかっていただけるかと思います。
  自分の知ってるレプリカジーンズの中ではDENIME XXが確かこれぐらいだったかと。若干太い耳は定番とはまた違った
  感じのアタリが出ると思います。 ココは企画の段階から拘りたかったところです。
 

  

   そしてポケットの形状 5角形のポケットの下内側 (写真では下右側)は定番モデル(0105)と同じに
  上端の内側 (写真では上右側)を定番より5mm広げています。つまりポケットの位置付け自体は変わりないのですが
  上側を5mm大きくする事でほんの少し 少しでけですが 定番よりも横に大きくなっています。
 
  
  そして変更点です。飾りステッチなんですがもうちょと低くした方がカッコイイのではないかと思ったんで
  気持ち低くしてもらいました。 ステッチライン一本分 下がる感じです。そして突き抜けている部分
  ここを写真のサンプルよりも長くしてもらう事に これでもうちょっとバランスがよくなってカッコよく見えるのではないかと

  生地について質問を頂いたので書こうと思います。
  このジーンズにはWILD COTTON(茶綿生地)が使用されています。13.6oz ジンバブエコットン もともとの綿の色が
  少し茶色がかっているため 定番と同じようにロープ染色しても濃く深いインディゴブルーになるというのが特徴です。

  ざっとですが紹介させて頂きました。

  ■注文についてですが
 
  サンプルを手にとって見てみたい方はFULLCOUNT本社にて展示されています 
                            大阪府大阪市中央区久太郎町1-1-1

 そして、電話での先行予約やお問い合わせもFULLCOUNT本社にて受け付けています。 
                                             06-4705-1108

 50本だけしか生産されないジーンズです。もし気になる方は是非!では

  

2013/09/17

FULLCOUNT LOT.0501 "WILD COTTON K&F MODEL" vol.03 〰Sample〰

   今回はサンプルのが出来上がり、修正するべきところを考えていった過程を説明したいと思います。
   まず、鹿革パッチ 使用できるのかわからなかったんですが使用できる事になりました。

  
  それからフラッシャー 前回 掲せるつもりでしたがすっかり忘れてまして・・・・
  現行の定番に使用されているフラッシャーも充分にカッコイイと思いますが
  限定モデル等に使用されているこのフラッシャーを採用。やっぱりカッコイイです!

 
  鹿革パッチは雰囲気があって好きです。型番のLot.0501は友人達と考えて決めました。
  501はモロ過ぎですし、0501XXも考えましたが、現在定番展開されている
  ヘヴィオンス生地の定番(0105XX 1108XX・・・等)とちょっと被るし・・・って事で
  そしてタイトルにあるWild Cotton K&F Modelっていう意味なんですが
  Kは僕の名前 koichi の K Fは友人達 FriendsのF そしてFULLCOUNTのF
  写真のサンプルの革パッチには0501としかスタンプされていませんが
  リリースされるモノには0501 K&Fのスタンプが入ります。

 
  ベルトループはオフセット バックヨークの2本のステッチの間隔は定番モデルよりも
  少し狭く、そしてバックポケットを縫う縫製の上端っこの部分(飛び出した部分)
  これは僕のイラストがマズくて妙に大きくなりましたがここは修正 半分ぐらいの大きさに
  それとサンプルではこの飛び出したステッチラインが左右非対称 右ポケットは左側
  左ポケットは右側 になっていますが、ここも変更 左右対称 両方左側になります。

  
  トップボタンは黒塗りのドーナツボタン それ以下の4つのボタンはシルバーメッキのドーナツボタン
  ポケット布はリップストップ素材のカモ柄 なかなかカッコイイ雰囲気があると思います。
  
  サイドの部分と股の部分は極太の0番の糸を使用 これは素晴らしいです!
  定番と同じ番手の糸も考えましたが、個人的にこの糸の雰囲気が好きなんで

  
  そしてココ リベット無しの台形コインポケット 耳出しは個人的には面白いと思いましたが
  目立ち過ぎるっていう意見があったので折り返し 横から耳がチョロっと見える方がイイっていう意見が
  ありましたんで 変更しました。縫製はカッコイイので採用する事に 位置を少しだけ
  下げてもらう事にしました。 ちょっと高すぎると感じましたので・・・・

  
  飾りステッチはなんか独特でなかなか気に入っています。 が
  もうちょっと下に下げた方がカッコイイのではないかと思ったので 気持ち
  ほんのちょっと下にズラしてもらう事にしました。2本のステッチラインの間隔が
   細いところなんかは凄く気に入っています。 そしてバックポケットの形状
  定番モデルよりも少しだけ 横に大きくしています。FULLCOUNT特有の
  ポケット口のアールはそのまま採用 ここは個人的に重要なところ
  手を突っ込みやすい。凄く気に入っている部分なのでそのまま採用しました。

  
  写真を見て気がつかれた方が居ると思いますが、あえて言います(笑)
  一番拘った部分 オレンジと黄色の縫製糸 パッと見た感じではわからないぐらいに
  色合いを近ずけています。 勿論違う色の糸ですからよく見れば一目瞭然 
   
  ですが穿いていくうちに 洗濯を繰り返すうちに退色が進み 色の違いがわかりにくくなります。
  そうなる頃にはエイジングが進み 色落ちしてカッコよくなっている! そんな感じを狙いました。

  ざっと紹介しました。
  
  リリースは11月初旬〰中旬の予定です。 

  このジーンズはある程度 まとまった人数の購入者が集まってから生産を開始する予定です。
 


 サイズはFULLCOUNTのオンラインショップから LOT 0105のサイズチャート もしくは WWⅡ WILDCOTTON

 のサイズチャートを参考にして頂ければ幸いです。是非!宜しくお願いします

  購入希望はココまで 質問等もお気軽に!

2013/09/16

FULLCOUNT LOT.0501 "WILD COTTON K&F MODEL" vol.02 〰discussion〰

  続きです。前回はこの限定ジーンズプロジェクトをスタートするまでの経緯を説明させて頂きましたが
   今回は具体的にどうやってイメージをつくってすすめていったのか?っていう流れを説明させていただきます。

FULLCOUNT LOT.0501 "WILD COTTON K&F MODEL" vol.01 〰introduction〰

   まずは経緯の説明をさせて頂きたいと思います。
    何年か前に20代の時から好きで何本も所有している国産ジーンズブランド「FULLCOUNT」の代表 
    辻田社長とツイッターを通じて知り合い、FULLCOUNTのジーンズ好きとの交流のような形で仲間達との飲み会に
    参加して頂いたりしているうちにジーンズをつくろうっていう話を頂いてスタートした限定ジーンズ企画です。

  5月末にあった飲み会の席で今年の2月頃に発売されたWILD COTTON(茶綿生地)の大戦モデルの事を思い出し

  「社長、茶綿生地をつかった大戦モデル もう売り切れですか?」
  
  って訊いてみたところ
  
  「もう売り切れたよ でも生地が少し残っているから、45本〰50本分ぐらいあるし
   ジーンズつくってみる?」
  
  と仰って頂き、凄く嬉しかったんですが、まあそれは飲み会の酒の席、本気なのかどうか半信半疑でしたし、
  その時は話は進展しませんでしたが やはり気になっていました。ずっと好きで穿いてきたFULLCOUTですから

  提案して頂いて3.か月近く経過した8月上旬に 改めてお話を頂き、実現する事になりました。