今回紹介させて頂くのは関西のブランドBRU NA BOINNE(ブルーナボイン)のジーンズです。
このジーンズは今まで取り上げて記事にしてきたようなジーンズとは大きく違います。
通常のジーンズ(レプリカジーンズ)は合成インディゴをロープ染色で染めてる訳ですが
このジーンズは本藍枷染めです。「本藍枷染め」・・・詳しくはわかりませんがかなり手が込んだ製法のようです。
細かい部分を調べて書いていくと時間がかかるし大変なんでやりませんが、まあ藍で染めたジーンズって事です(笑)
で、通常のロープ染色で染めたジーンズとどう違うかというとですね・・・・・・・
「ロープ染色」は糸の表面だけが染まって」いるので洗濯や摩擦で少しずつ色が落ちて白い部分が現れますが」
「本藍枷染め」は糸の芯まで染まっていますので、色落ちはしません。厳密に言うとそうではないのですが
ロープ染色のような色落ちはありません。ですが変化はしていきます。紫っぽくなっていくそうです。
コレは約3年前に購入し、時々穿いてました。皺は入りますがその皺は殆ど色落ちしません。
全体画像 表裏 まあこんな感じで結構太め XXタイプと言われる太めのストレートです。
自分は「66タイプ」と言われる若干細めを穿く事が多いのですが コレもベーシック
ボトムスにボリュームが欲しい時は合わせやすいです。特にブーツを履く時とか・・・
ボタンは銅メッキの真鍮です。購入時はピカピカでしたがだんだんと10円玉みたいに変化しています。
後ろポケットの形もなかなかいい感じです。 黄色をメインに使った雰囲気もなかなか
シルクの赤タブ レーヨンのモノみたいに丸まったりしませんが
やがてはヨレヨレになって千切れたりするそうです。コレもいつかそうなるのかと・・・
ブランドタグがウェストバンド裏に なかなかカッコイイッす。
耳は珍しい水色!個性的でなかなかカッコいです。かなり気に入ってます。赤かオレンジが大半ですよね。
最後に生地のアップ 写真ではわかり難いですがかなり独特な色です。
紫がかってる感じも少し感じます。 それは穿くペースにもよりますが
ジーンズは「穿いて洗う」っていう作業を繰り返すうちに必ず色は落ちてきます。
ですがこのジーンズは染色方法が違うので全然違った変化があります。
今日取り上げたこの一本はこんな感じですが、取扱店である
大阪のビームスで見た穿きこみサンプルは強烈なインパクトがありました。
「焦げたような」・・・というか「錆びたような」というべきか・・・・独特の雰囲気、インパクトがありました。
正直強烈でした。僕も含めてあれはこのブログを見て下さっている方々が慣れ親しんだ
「レプリカジーンズ」とは全く異質のインパクトがありました。数多く存在する「藍染めジーンズ」
全てがそうなのか、はたまたそうでないか?は僕の知るところではありませんが凄かったです。
このジーンズ 今回取り上げたディテール以外にもユニークな部分が沢山あります。
それはまた紹介したいと思っています。何年後になるかわかりませんが・・・じっくり穿いていこうと思います。では('-'*)
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